柏市立手賀東小学校

分類
小学校
所在地
千葉県
導入時期
2018年12月
導入エリア
URL
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柏市立手賀東小学校の2年生の算数の授業での授業支援ソフトPenPlus Classroom活用例をご紹介させて頂きます。今回の授業は、資料から必要な情報を読み取って、時間を求める文章題を数直線を活用して解くというもので、数直線を使って時間を求めたり表現をしたりすることができるようになることが目標とされていました。また、タブレットを1人1台活用して書き込んだ内容を大きく投影し、クラスメイトとの考え方を比較、検討しました。

■本時の授業
①文章問題を提示する
②問題を考えさせる
③問題を児童のタブレットに配信する、解く
④児童の考えをスクリーンに投影する
⑤発表、比較検討
⑥結果をノートにまとめる
➆タブレットを使って各自確認問題を解く

■タブレットで答えの求め方を試行錯誤
数直線に時刻を書いているときに間違えてしまっても、すぐ消して書き直している姿が見られました。「ノートだと『ノートが汚くなってしまう』と失敗を恐れて書くのをためらう児童もいるが、タブレットを使うことで何度も挑戦できる」と校長先生が仰っていました。各自問題を解いている時は児童が集中できるよう、あえて投影画面を消すなど、先生も授業を工夫されていました。

■タブレット画面を表示し考えを発表
各児童が前に出て、どのように考えて答えを求めたのか、他のクラスメイトにわかりやすいよう工夫して発表していました。大事なところに赤線を引いたり、文字を大きく書いたりなど、人に見せるのを意識しているように見受けられました。

■クラスメイトの考え方と比較
考えを共有するために、児童の書き込んだタブレット画面を分割投影して、他の人の考え方と比較していました。答えは一緒でも、1時間を60分で考える児童や、24時間分数直線を書く児童、短く数直線を書いている児童などそれぞれ解き方に違いがあることに気が付けました。

■タブレットへの書き込みを印刷してノートへ
先生が児童がタブレットに書き込んだ回答を印刷。児童は手書きでまとめているノートに、印刷した自分の回答を貼り、アナログとデジタルを融合させたオリジナルのノートを作成していました。ノートに本時のタブレットの回答も記録できるので、タブレットがない自宅での振り返り学習にも役立ちます。

■あとがき:
小学校2年生がタブレットを活用するとお聞きして、どのように活用しているか楽しみにして見学しましたが、タブレットがペンやノートのように活用されており、普段から授業で使いこなしていると実感しました。タブレットに書いた自分の回答を印刷してノートに張り付ける方法は、アナログとデジタルの実践的な活用であり他の先生方にもお勧めしたい使い方でした。

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